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2019年07月25日

デウス・エクス・マキナ・ジャパンが開催する インターネットによる世界規模のカスタム・バイクコンテストに向けたプレイベント

文・写真=渡辺まこと text&photographs by MAKOTO WATANABE
取材協力=デウス・エクス・マキナ・ジャパン deuscustoms.com

クリックひとつで世界と繋がるインターネットの世界……今や地球規模で多くの人々がその恩恵を受けているが、去る2019年7月20日に東京は渋谷区のスペースエッジで開催された「デウス・バイク・ビルドオフ2019トウキョウ」は、まさにそんな時代を象徴するイベントと呼べるだろう。
 過去を振り返れば2015年に神奈川県鎌倉市七里ガ浜、翌2016年には東京、江東区お台場で開催された「デウス・バイク・ビルドオフ」であるが、アウトドアの会場にエントリーバイクが並び、盛況を博したのは記憶に新しいどおり。モーターサイクルとサーフィン、オフロードとオンロード、ストリートとレーシングをジャンルレスで展開するこのブランドのイベントが今回は三年ぶりに復活したのだが、今まで大きく趣を変えたポイントが、世界各地のローカルで開催されるというスタイルではなく、“オンライン”で世界同時開催されているという部分。同イベントを主催する“デウス・エクス・マキナ”といえば2006年にオーストラリアで設立され、今や世界6都市、シドニー、LA、バリ、ビアリッツ、ミラノ、東京でショップを展開する規模にまで成長を遂げ、様々な側面からモーターサイクルの魅力を伝えるブランドとして知られるが、今回の“ビルドオフ”は、それらの都市はもちろん、事前の写真エントリーがあればプロ・アマ問わず世界のどの国からでも参加可能な、まさに地球規模と呼べるもの。ちなみにグローバル・オンライン・コンペティションの締め切りは7月31日で、世界の国々から選ばれたジャッジによる審査結果は8月10日に発表。優勝者には世界6カ国で展開する好きなデウスショップへ行けるペア旅行券が贈呈されるビッグなプレゼントが用意されているというから挑戦の価値アリだろう。
世界のショーへのエントリーといえば、バイクを運ぶクレートを用意し、船便や航空便を手配し、カルネの代金を支払い……といった具合で、これまで膨大なカネが掛かったものだが、今回のデウスは写真をポストすればOK。
 https://bikebuildoff.com/ja/から世界の扉を開くのも一興だ。

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